ご挨拶
亡き父が残した言葉「世界の平和は子供から」と「瀬川小児神経学クリニック」の開設者・院長であった瀬川昌也先生のご遺志を胸に「野村芳子小児神経学クリニック」を2015年8月1日に開設して早2年となります。
お陰様で無事に診療を続けて参りました。
多くの患者さんが地元、日本の各地、外国からも来られております。
病気の種類は、チック症、トゥレット症候群、睡眠障害、発達障害、てんかん、瀬川病、その他のジストニア、重症筋無力症、レット症候群、などです。
小児科・内科の主治医の先生方、他の小児神経、神経内科の先生方、他科の先生方、発達・療育関連施設、他色々な専門の方々とのネットワーク、遠方の患者さんの場合地元の先生との連携にも努めて参りました。
「瀬川小児神経学クリニック」にて瀬川先生が目指された“小児期に発症した神経・精神疾患をニューロンレベル(病気について神経細胞、神経系がどのように関与しているか)で理解し治療に結び付けていくこと”を務めてまいりました。今後もこれらについて一人一人の患者さんと御家族に分かり易く説明し、前向きに一緒に病気に向き合っていきたいと思っております。
今後も患者さん、そのご家族に寄り添った診療を続けていきたいと思います。
また、「瀬川小児神経学クリニック」において自分の医学の師と仰ぐ瀬川昌也先生から学び、約40年間副院長として培った小児神経学・生涯神経学を深化させるべく、更に精進を重ねて参りたいと思っております。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
2017年8月
野村芳子小児神経学クリニック
院長
野村芳子