野村芳子小児神経学クリニックへようこそ

小児神経内科、神経内科、小児精神科のクリニックです。

当クリニックは小児期に発症した神経・精神の問題、病気の診療を専門としております。

野村芳子は、小児神経専門医、および脳神経内科専門医です。

チック症、発達障害(注意欠陥多動障害、自閉症スペクトラム障害、学習障害)、

てんかん、頭痛、睡眠障害、ムズムズ足症候群、瀬川病、レット症候群、重症筋無力症

等々の専門的な診療に携わってきております。

“英語ディスレクシア”(英語読み書き障害)について当院では独自の方法で診療を行っており、

必要に応じて医師意見書の作成も行います。

 

Consultation and examination in English are possible. 

Yoshiko Nomura Neurological Clinic for Children specializes the care (diagnose,

treat, consult, advise) of the patients with the diseases and disorders of nervous

system (brain) in children.

Appointment of the examination is necessary.

Please call us if you have any problems or questions.at 03-3258-5563

MORE DETAILS, click here

 

チック症・トゥレット症候群、

発達障害(注意欠陥多動障害ADHD/自閉症スペクトラム障害強迫性障害/他)

が疑われる患者さんは是非当院での受診をお勧めします。

院長の野村芳子医師は小児神経医として数多のお子様の診療にあたり、症状の

治癒に実績を有しています。

なお、成人のチック症患者様も診療していますので、ご相談ください。

 

 

FAQ

Q:チックは病気ですか? 単なるクセですか?

A:チック症はチックを伴う病気です。

  チックはクセではありません。

  チックは無意識に出現する不随意運動で運動チックと音声チックがあります。

 

Q:チック症とトゥレット症候群は違うものですか?

A:トゥレット症候群は音声チックを伴い、複数の運動チックが出現して1年以上

  経過したものを言います。

  すなわちトゥレット症候群はチック症が複雑化・重症化したものです。

 

Q:医者に行かずに様子を見ることではダメですか?

A:チック症は小児期の脳の発達に関係する神経の病気です。

  発達過程は一人ひとり異なるので、自然と治るケースもあります。

  しかし、チックが複雑化、重症化した場合、その治癒には多少の困難が伴います。 

  出来れば症状が軽いうちに早期に診療を始めることがチック症の治癒の上でも、

  また患者本人の精神的安心のためにも有効と考えています。

 

Q:チック症とうつ症状、不登校、ひきこもり等と関係ありますか?

A:チック症は小児期の脳神経の発達異常が原因ですので、精神的な障害を併発

  することがあります。

  チック症が神経疾患である以上、神経学的な治療は絶対に必要です。

  精神療法や行動療法を並行して行うことが有効なお子さんもいますが、神経学的

  な診療なしでチック症が治癒するとは考えていません。

 

Q:発達障害は神経の病気ですか?

A:発達障害の原因は小児期の脳神経の発達不全です。

  チック症の患者さんがADHD(注意欠陥多動障害)、自閉症スペクトラム障害、

  強迫性障害、不安症の症状を出現しているケースが多くみられます。

  小児神経医による治療によって発達障害を改善しているお子さんが多数います。

  就学前の検診等で発達障害を指摘され、療育等をアドバイスされるケースが多い

  ようですが、小児神経医による診療が重要であることを理解してください。

 

Q;発達障害の診断はどのように行いますか?

A:発達障害の診断は、臨床的検査(症状の特徴、年齢による変化、神経学的検査等)

  に加えて、当院で実施するMSPAテスト(発達障害の特性別評価法‐特性の程度と

  要支援度の評価尺度)の結果と提供いただく発達指数/知能指数等の情報をもとに

  行います。

  発達障害にはてんかんを伴うことがあるため脳波検査も実施します。

 

Q:発達障害の治療はどのように行いますか?

 

A:先ずは、発達障害の機序(脳神経系、年齢、環境要因の影響等)について

  親御さんにも十分に理解していただきます。

  人の脳の発達に関係するモノアミン神経に関連した症状には、適切な薬剤

  は有効な場合が多いため、それらを診断の上年齢、症状の度合いに応じて

  適切な分量の薬剤を処方します。

  特にチック、パニック、ADHD、自閉症スペクトラム障害は投薬が有効なことが

  多いです。

  また、環境要因に関しては、医療に加え、家庭、育児・保育・教育、療育の連携

  が大切になります。

 

 

 

 

「院長発信 アーカイブス」に以下の発信内容を記載してあります。

「英語ディスクレシア(読み書き障害)について」

「チックの脳は元来優れた、ユニークな脳です!」(2023年6月追記)

「チック症と発達障害についての分析結果」(2023年5月追記)

「生涯神経学”(子供から大人までの神経学)の重要性」 (2023年4月追記)

「発達障害は脳の問題です」

「チック症を見過ごさないで下さい」

「他の小児神経難病」

「開業8年目を迎えて」

「開業7年目を迎えて」

 

 

 

 

私、野村芳子は、
瀬川小児神経学クリニック副院長として40年間、故瀬川昌也先生と共に診療と学術研究

に勤しんで参りました。

また、平成27年8月に当クリニックを開業後、小児神経の病に罹患された数多くの患者様

の診療にあたって参りました。
神経系の病気は他の疾患と異なり、日頃身近に接しているご家族の方々でも直ぐに気が

付かないケースもあるかと思いますが、お独りで悩まずに専門医の門を叩いてください。
早期の正しい診断と治療が大切です。多くの疾患はそれにより治癒または症状の軽快が

期待できます。

症例としては、以下のように大別されます。
夫々の病気の概要については別のページで説明してあります。

該当する症状がある場合には当クリニックでの診療をお勧め

します。
1. チック症、トゥレット症候群
2. 発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥

  多動性障害‐ADHD、他)
3. 睡眠障害
4. ムズムズ足症候群
5. てんかん
6. レット症候群
7. 異常運動
      瀬川病(ドパ反応性ジストニア)
      他の異常運動(ジストニア、舞踏運動、震え、など)
8. 重症筋無力症
9. 原因不明の発達の遅れ、および神経疾患

 

神経系疾患については、「小児神経の病気について」、「小児神経の基礎的事項」を

ご参照ください。

 

 

診療所所在地:

本郷通りに面し、神田明神大鳥居の二軒右隣り、学問の神様である湯島聖堂の前です。

詳しくはアクセスをご覧ください。

 

~世界の平和は子供から~

野村芳子小児神経学クリニック

東京都文京区湯島1丁目2番地13号 御茶ノ水明神ビル 3階

電話:03-3258-5563

FAX:03-3258-5565